お知らせ

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要厳修について

此度、未曾有の東日本大震災に際し、被災された方々に心より御見舞い申し上げます。
又、尊い命を亡くされた方々には、衷心より哀悼の意を表します。

連日報道される被災地の現状、併せて原発事故による不安が一層世の中を暗くしているように感じております。
私共僧籍にあるものに何が出来るかを、何度も自分自身に問いかけ続けていました。
今こそ大震災で犠牲になられた多くの方々の追悼法要と被災地において苦しむ多くの方々の一日も早い復旧、復興を願い御遠忌を厳修することこそ僧分の我が身に課せられた責務と感じました。

扨、この四月、五月、十一月の三期に予定しておりました「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌」につきましては、参詣の皆様のご不自由等を考え、時期の変更等も考えましたが、各方面協議の結果、悲哀の中では御座いますが、御法主台下のご意思を体し、行事予定を一部変更して粛々とお勤めすることに相成りました。
この時に、現実をありのままに受け取り、正見に立って、阿弥陀如来の慈光照護の下、勇気を持って前進してゆくことこそ、宗祖聖人の御化導と深く信じて疑わないところです。
他力の信心、念仏こそ苦しみを乗り越えられる道と深く知らされるところであります。
この御遠忌を通じ、被災地の皆様に対し数々の義援を致したく存じます。
終わりに一人でも多くの御上山を乞い願いつつ、御遠忌厳修の御案内とさせていただきます。

平成23年3月28日

浄土真宗東本願寺派 本山 東本願寺